キャバクラの仕事内容と複雑な給料システムをわかりやすく説明します

キャバクラの仕事内容と複雑な給料システムをわかりやすく説明しますバイト

 

キャバクラの仕事内容や店に来る客についてはある程度想像がつくだろう。ただ、キャバクラの給料システムは思っている以上に複雑である。

 

同伴や指名などで得られるポイントは時給へと直接的に影響してくる。また、給料には「ドリンクバック」と呼ばれる分の額も含まれる。

キャバクラバイトでは、このポイントやドリンクバックを得るために、いかにして男心をくすぐるかが重要となる。

 

この記事では

▶ キャバクラの仕事内容、勤務時間
▶ キャバクラに来る客

から複雑な

▶ キャバクラバイトの給料システム

までキャバクラバイトの内容に興味を持っている人へ向け、詳しく説明していきたいと思う。

※この記事はキャバクラバイト経験者が作成した文章を元に文章や構成を書き直したものです。

 

キャバクラバイトの仕事内容、勤務時間について

キャバクラバイトの仕事内容、勤務時間について
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キャバクラの仕事内容は他の水商売とほとんど同じである。「客の話相手になる」「水割りを作る」「客の煙草に火をつける」が主な仕事となる。もちろん、それぞれ細かいマナーはある。しかし、高級クラブとは違い、愛嬌があれば多少の失敗は許される。

 

お店の外でも、営業メールやLINEは送らなければならないのは想像がつくだろう。人気キャストは、一日に1000メッセージ以上のやり取りをするのが普通となっている。これは下記で紹介するような指名やドリンクバックが給与に大きく影響するからだ。お店で指名やドリンクを入れてもらうために店外でのやり取りが必要になってくる。

高級店の場合はボーイ(付け回し、ラッキーなどとも呼ばれる)が付いて、男性心理のハウツーから営業メールの打ち方なども指導される。

ちなみに、指名がないキャストをどの客に付けるか決めるのもボーイの役目になる。したがって、ボーイに好かれる必要はないが、嫌われない程度に接する必要がある。

 

キャバクラは水商売でもフランクな部分が多く、新規の客を得るため友達や同窓生、知り合いを誘うキャストも多い。以前からの友達によって、一定数の指名を獲得している子もいるのだ。

 

どこのお店も若い女の子の囲い込みに力を入れている。独身寮やシングルマザーのために母子で入居できる部屋を用意しているお店もある。個人で整えていくことが求められる高級クラブより、福利厚生などサポート体制はしっかり用意してくれている。昼職をしている子やシングルマザーのため、勤務時間も女の子の都合に合わせてくれる店は多い。

 

キャバクラの仕事衣装や働く前に準備するものについて

キャバクラの仕事衣装や働く前に準備するものについて

 

長期で働いている人は衣装を自前で用意している。しかし、通常のキャバクラでは高級感溢れる和服や本格的なドレスを着る必要がない。また、初めのうちは店のレンタルを利用しており、大体のお店で衣装のレンタルができる。キャバクラが多い地域では専門の衣装のレンタルや販売をやっているショップがあるので、そこの利用を薦められるだろう。ガールズバーよりのお店だったり、カジュアルな普段の服装でオーケーなキャバクラ店もある。こうした店では私服のまま仕事ができる。

 

お店にもよるが、毎月のように衣装イベントがある。「浴衣デー」など、全員が浴衣で接客したり、コスプレのイベントをやったりする。こうしたイベント衣装は基本的に自前となっている。

イベントの中で、一番大変なのは自分の誕生日である。短期アルバイトのキャストは別だが、本業なら、これはホストクラブと同様にイベント扱いになる。強制ではないにしろ、この日の売り上げを年間で最大にしなければならない。贔屓にしてくれる客には、必ず訪れるように頼み、シャンパンなど、この日は大量に入れてもらう。もちろん、衣装も特別なものにしなければならない。

 

高級店の場合、専属のスタイリストがいて、ヘアメイクも店内でやってくれる。また、カラー写真つきの名刺などもお店が作ってくれる。ただし、こうした高級店で働けるのは相当な美貌と若さのある選ばれた女の子だけである。人気のある子以外はこれらの費用も自腹で負担しなければならない。

 

キャバクラの勤務時間

お店にもよるが営業時間は夕方6時から深夜0時ぐらいまでになる。基本的に休憩時間はない。

最近では早朝や昼間に営業している店も多い。これは風営法により、深夜の営業が禁止な地域もあるからだ。早朝昼間は利用料金が若干安くなっているため、少しでも節約したい客はこの時間に訪れている。

 

キャバクラに来る客

キャバクラに来る客
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キャバクラの客はスナックに比べると若く、20代から40代くらいまでのサラリーマンが中心となる。地方の店になると、客は地元のマイルドヤンキー風の一般会社員の他、公務員なども多くなる。ベンチャーの社長など、新興のお金持ちが来るキャバクラは東京が圧倒的に多い。

客もキャバクラへは「紹介無し」「一見さんOK」で入れる。また、初回サービス2時間で5000円などの呼び込みをしている。そうなると当然銀座などの高級クラブとは比べ物にならないくらい客の回転は早く(新規の客ばかり)、質は低くなる。客の中には、初回サービスだけで次の来店をせず、あちこちで遊び回っている人もいる。

 

太い客(たくさんお金を使ってくれる客)は店の集客方法や、キャストに相当な魅力がないと捕まえるのが難しい。指名客をつかむためにも色恋営業をかなり駆使しなくてはならない。目当ての女の子がどうにも口説けないと分かると、その客は来なくなるからだ。ただ、客の回転も早いので、色恋営業の機会は多く、経験値は積めるだろう。

 

新人の頃はフリーの立場で席に付くことが多く、気まずい雰囲気やセクハラ、暴言に心折れることもあるかもしれない。客は擬似恋愛をしに来ているので、指名したキャストが来るまでの間にヘルプやフリーのキャストが来ても、通常テンションは低いままである。もちろん、気を使ってはくれない。暴言はなくとも、あまりしゃべろうとしない人は多い。

また、キャバクラでは「指名換え」が許されているせいで、自分の客を他のキャストに盗られたとトラブルになったり、対人関係がギスギスすることもある。「そういう店だから」と割り切る根性が必要になるだろう。ただ、逆に、他のキャストから慕われていると、売り上げが低い時に同時指名を客に頼んでくれたりもする。女の子同士で派閥が生じたりもするが、必ずしも雰囲気の悪い店ばかりではない。他の接客業と同様に、キャバクラでも人間関係は重要になる。

 

キャバクラバイトの給料システム

キャバクラバイトの給料システム
時給6000円なら労働時間4時間で2.4万円である(twitter.comより)

 

キャバクラバイトの給料システムは非常に複雑で、最初に説明されても理解できない女の子がほとんどである。

 

基本の時給は地域やお店のランクによっても異なるが、時給1500~2500円となっている。この基本給に加えて、キャバクラバイトの時給は「ポイントスライド制」「ポイント変動制」という形で上がっていく。

ポイントは同伴や店前同伴、場内指名などによって加算される。

 

同伴、店前同伴、場内指名

普通の同伴、たとえば、店の開店前に客と食事などをしてから一緒に店に入り、その客からの指名で席に付けば2ポイントが付く。1人の客は1人の女の子としか同伴は出来ない。

店前同伴は、客へ予め営業メールなどでやり取りを行い、店の前で待っていてもらう。一緒に入店した扱いになり、店前同伴は0.5や1ポイントとなる。店の前で待ってる店前同伴の客は複数人いても良い。

 

また、お店の中で女の子を指名した場合「場内指名」と呼び、これで0.5ポイント指名された女の子につく。キャバクラは女の子の指名変えも許されている。いつも同じ女の子を指名しなくても良い。これが高級クラブとは異なる点である。

 

もちろん、同伴、店前同伴、場内指名それぞれ、客は決まった金額を払わなければならない。金額はお店によっても異なる。場内指名で5000円ぐらいの料金がかかる。

セット料金は5000円で1時間と安い店もあれば、2時間で2、3万円の店もある。セット料金では氷、ミネラル、ちょっとしたオードブルや乾きものが出る。セット時間の延長をさせてもポイントがつく。場内指名で「ワンセット」などと呼ぶ。

 

キャストはポイントのために、閉店後もアフターでカラオケやゲーセンなどに付き合ったりする。

 

ポイントで加算される時給とドリンクバック

この付与されるポイントが増えると時給が上がっていく。

以下は1例になるが

例)本指名1P(1時間につき) 場内指名0.5P 同伴2P

0P~9P   時給3000円(基本時給。一部高級店は基本時給で3000円スタートになっている)
10P~19P 時給3400円
20P~29P 時給3600円
30P~39P 時給3800円
40P~49P 時給4000円
50P~59P 時給4300円
60P~69P 時給4600円

といった具合に時給は上がっていく。逆に、指名などが付かない女の子は基本時給だけであり、ほぼフルタイムで出勤しても月に20万円ぐらいしか稼げない。

 

給料は競争心を煽ったり、店側で不正をしていないアピールのためか、開店前か後のミーティングで「ナンバーワンは○○さんの××ポイントでーす」とみんなに分かるように、現金で給料を渡している。

 

また、給料には「ドリンクバック」と呼ばれる分の額も含まれる。ただし、これもポイント制にしてる店もある。

客に付くとキャストは「ドリンクを頼んでも良いですか?」などとねだるのが普通だ。ビールやカクテル1杯で客は1000円ほど払い、キャストには300~500円ほど給料に加算される。

「ケチなお客」はこのドリンクをねだられるのが嫌いで、店のハウスボトルから飲むように言う。ボトルを入れて、そこからキャストが頂く方が割安だからだ。ワイルドターキーなどの若向けのお酒のボトルだと「1万円で数十杯分」にもなる。

ただ、ボトルの注文を入れられると、ボトルバックをもらえる。ボトルバックはお酒のグレードにもよるが、ドリンクバックよりもはるかに高い。扱っている酒類は焼酎から手頃な値段のウイスキーやブランデー、もちろんドンペリもある。

 

同伴や指名などのポイント制だったり、ドリンクバックがそのまま給料に反映される。キャバクラ嬢として頭一つ抜けるためには、細かい同伴や指名、ドリンクの注文を多数受けるより「太客」と呼ばれるようなお店でたくさんのお金を使ってくれるお客を付けることが重要となる。ナンバーワン人気嬢が大衆向けではないケースがあるのはこのためである。金持ちに愛されるだけでも、ナンバーワンになったりするのだ。

もちろん、細い客も邪険に扱うわけにはいかないだろう。細い客同士の競争心を煽って、少なからず売上を伸ばすキャバクラ嬢もいる。

 

ポイントで加算される時給とドリンクバック
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お金を稼ぐという強い目標があるなら、同伴や指名、ドリンクバックに邁進しなければならない。これには向き不向きは当然あるので、向かないと思ったら若いうちに見切りをつけるのも大事である。

本気で邁進する勇気がなかったり、OLや学生などの本業があるなどの場合は、キャバクラよりも軽いスナックやガールズバーなどの方がおすすめだ。

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コロナが流行してからはお店での接客が少なくなる一方で、「オンラインのキャバクラ」が増えている。在宅でのオンライン飲みを望むお客さんも増えているため、以前よりも在宅で稼ぎやすくなっている。顔出しする、しないも選べるため、キャバクラで働く前の練習にも良いだろう。

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コロナ禍で店舗よりもオンラインの求人は増えており、誰でも働きやすくなっている。自宅だけでなく、自宅以外での個室も利用できる。

 

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