議員インターンシップの仕事内容から応募方法までを紹介する【メリット・デメリット】

議員インターンシップの仕事内容から応募方法までを紹介する【メリット・デメリット】バイト

 

議員インターンシップとは、地方議会議員、都道府県議会議員、国会議員の下で働くインターンシップである。議員の政治活動、選挙活動を支えるのが主な仕事になり、営業からイベント企画、ビラとして配る資料の作成まで幅広い仕事がある。

 

地方でも有名な党の議員事務所では一般的なバイトよりも25%ぐらい時給が高くなっている。選挙直前など忙しい時期でも残業代はもちろん出るし、給与が安すぎるといったこともない。

 

国会もしくは地方議員の下で政治に触れるのは貴重な体験にもなる。就職活動でもアピールポイントにできるはずだ。

政治家という仕事に興味のある人はもちろん、政治に興味のある学生なら議員インターンシップへの参加は積極的に検討してみるべきだ。

 

この記事では

▶ 議員インターンシップの仕事内容
▶ 議員インターンシップへの応募方法、働くまでの流れ、給与、勤務時間

から

▶ 秘書インターンとの違い
▶ 【評判含む】議員インターンシップのバイトをする前に知っておくべきメリットやデメリット

まで詳しく紹介していきたいと思う。

 

議員インターンシップの仕事内容

議員インターンシップの仕事内容

 

仕事内容は様々で、どの政党、どの議員の下で働くかによっても異なる。ただ、無名の政党や宗教色の強い政党だと怪しい活動もあるため、知ってる(有名な)もしくは政策を支持できる政党・議員の下で働くのが無難である。

 

議員インターンシップの仕事について、一概には言えないが、例をあげると

1.地域の人へ営業をかけるテレアポ、飛び込み営業
2.イベント企画・運営、資料作成

以上のような仕事を行う。基本的には一般企業の営業職とほとんど変わらない。ただ、一般企業のように、製品を売り込むわけではない。立候補者もしくは議員の支持を集めるために活動する。

下記でそれぞれの仕事内容について詳しく紹介していく。

 

地域の人へ営業をかけるテレアポ、飛び込み営業

地域の人へ営業をかけるテレアポ、飛び込み営業

 

テレアポおよび飛び込み営業は支持者を集めるため、議員インターンシップでも大事な仕事になっている。営業先は一般家庭であり、選挙が近くなれば、候補者の紹介や塀などに選挙ポスターを貼らせてもらうようお願いをする。営業を行う前には、ある程度のことは聞かれても答えられるように、立候補者の主な政策も頭に入れておかなければならない。

また、選挙期間中は営業の過程で選挙区にある選挙用ポスター掲示板へ立候補者のポスターを貼る作業も任される。

 

選挙用ポスター掲示板
選挙用ポスター掲示板(www.flickr.comより)

 

一般家庭では支持政党がどこであるかによっても、営業先の態度は違ってくる。たとえば、自民党の議員のもとで働き、自民党支持者の自宅へ営業をかけた場合、ポスターを貼ることは断られても、暖かい応援の言葉をもらえることもある。逆に、支持政党が異なる相手には無視されたり、怒鳴られたりもする。

ポスターのお願いでは議員の政策等を説明する時間もある。この過程で住民は悩みや政治への不満を打ち明けてくれることも多い。特にお年寄りの場合、自分の力でできることに限界があるため、政治に期待するケースは多くなるだろう。

議員の名前を出して営業するので、話を聞いてくれる人の多くは政治について思っていることを正直に話してくれる。こうしたミクロの視点で政治を学べるのは議員インターンシップをやる大きな意義にもなるだろう。

 

また、事務所によっては、インターン全員、場合によっては社会人となったインターンOB生も選挙前に集め、自転車を使って地域の隅から隅へと訪問したり、選挙用ポスター掲示板へポスターを貼る作業を行う。議員の選挙区も自転車で回りながら見ていくと、その広さを実感したり、この地域を良くするための改善点も浮かんでくるはずだ。今まで何の関係も無かった地域でも、こうした政治の視点で街を見ていくと、使命感も出てくるはずだ。

 

選挙前になると、休日も駆り出されるため「バイト」という感覚で働いている人ほど不満に持つだろう。ポスター貼りでも政治の一環として取り組めるようになれば、この仕事の面白さも増してくるはずだ。もちろん、人によって向き不向きもある。飛び込み営業に抵抗がある人でも、向いているかどうかは実際に行うまではわからない。

 

イベント企画・運営と資料作成

イベント企画・運営と資料作成

 

議員インターンシップの仕事としてはイベント企画・運営や資料作成というものもある。

この仕事もそれぞれ選挙事務所によるので、一概には言えないが、具体例をあげていく。

まずイベントは数か月に1回、過去のインターン生や関係者を集め、議員への報告会、そして飲み会などが催される。催し物の企画が現在のインターン生達に一任されている。大学ならサークル等でも飲み会の企画くらいはする。しかし、議員インターンでは政治関連の偉い人、地元の有力者も参加する。学生のノリとは違うため、より良いものを企画しようと、同期のインターン生と真剣に議論になるはずだ。

 

資料作成は、事務所で必要となる仕事の書類や、地域に配るビラなどの作成になる。地域住民に配る資料に誤字があったら、それだけで議員さんの資質を疑われることになりかねない。したがって、インターン生だけではなく、職員も総出で校正が行われる。

 

議員インターンシップへの応募方法、働くまでの流れ、給与、勤務時間

インターンシップの募集はどのように行われるか?

 

議員インターンシップは知り合いや大学からの紹介だけでなく、公募でも行える。公募ではいくつかの斡旋団体があり、そこを通して応募する。

 

議員インターンシップ・プログラムの斡旋団体として有名なのがドットジェイピーと呼ばれるNPO団体である。

 

議員インターンシップを斡旋するNPOドットジェイピー
www.dot-jp.or.jp

 

1.ドットジェイピー

以前までは議員インターンシップを紹介する斡旋団体だった。しかし、現在では各国大使館やNPOへのインターンも紹介している。

 

ドットジェイピー以外にも下記のような団体で議員インターンシップの斡旋をしている。

2.I-CAS(アイカス)

 

他にも、各政党の公式ページ、議員の公式ページ、政治学部のある大学であればキャリアセンターの職員に議員インターンシップがあるか相談してみよう。

 

インターンとして働くまでの流れ(ドットジェイピーを利用した場合)

ドットジェイピーを活用する場合には説明会に参加したり、バイトとして働く前に、サポートする議員と話すこともできる。政治的な考え方が違ったりするとストレスになるので、自分に合うインターン先を選べるのは嬉しいだろう。

 

ドットジェイピーを利用し、インターンとして働くまでの流れは下記のようになる。

1.説明会に参加してインターンプログラムの概要を聞く
2.交流会に参加して議員と直接話をしてみる
3.選考会でインターン先を決める
4.面接を受ける
5.採用されれば、オリエンテーションで働くための準備をする
6.インターンシッププログラム開始

 

議員インターンシップで働きたい人は通っている大学だけでなく、当然「4.面接」も重要となる。

 

面接の内容について

面接の内容自体は一般的なアルバイトや就職活動と大差はない。具体的な質問としては、下記のような質問にはしっかりと答えられるように準備をしておくべきだ。

・なぜ、このインターンシップをやりたいと思ったのか?
・インターンシップで何を学びたいか?何を期待しているか?
・自分の性格やアピールポイントについて

いずれもインターンシップを始めるにあたって考えておくべきだ。

 

ただ、採用されるかどうかは面接よりも、大学名を含めた経歴だったり、知り合いの紹介があるかどうかの方が重要となる。議員の評判にも影響するため、ヘタな人材は採用できないからだ。教授やOBの紹介等を受けれるようであればそちらをあたってみた方が確実だろう。

 

議員インターンシップにおける給与や勤務時間について

議員インターンシップの待遇、給与は一般的なアルバイトと比べても良い。もちろん、資金力のある政党や事務所によっても金額は異なる。地方だけでなく、都内でも有名な党の議員事務所では一般的なバイトの時給よりも25%ぐらい高くなっている。通常バイトの深夜給と同じぐらいの額を受け取れるのだ。

 

勤務時間は一般的なアルバイトと同じで応相談であり、1日6~8時間程度、週3回程度~働ける。選挙前になると忙しくなるので、時間のある学生には毎日シフトに入ってもらうように頼まれるだろう。

議員の評判にも影響するため労働基準法は守られる。選挙前などの忙しい時期でも残業代はもちろん出るし、給与が安すぎるといったこともない。国政政党で全国的にも名の知れてる政党なら安心である。ただし、怪しい政治団体や少数の支持者しかいない政党の議員もいる。すべての議員インターンシップで高い給与だったり、残業代をきっちりもらえるわけではない。心配であれば有名な政党に所属する議員のインターンシップを選ぶべきだ。

 

秘書インターンとの違い

議員インターンシップに関連するインターンとして、秘書インターンシップというものもある。これは秘書なので、一般的な議員インターンシップとは大きく異る。議員インターンシップよりも、議員に付いて行動を共にすることが多い。

 

一般企業では社長のかばん持ちというインターンシップもある。秘書インターンはこれの議員バージョンと考えれば良いだろう。ただし、秘書インターンは議員インターンシップ以上に採用が難しくなっている。多くが議員の親戚だったり、知り合いの紹介で採用しているからだ。

 

【評判含む】議員インターンシップのバイトをする前に知っておくべきメリットやデメリット

議員インターンシップのバイトをする前に知っておくべきメリットやデメリット

 

議員インターンシップを始める前に知っておくべきメリットとデメリットをまとめて紹介する。

メリットとして良く言われることは

・若いうちから政治家の仕事について深く学べる
・インターン先によっては業務内容が幅広く、興味のある仕事ができる
・テレアポや飛び込み営業など、営業の基本を学べる
・資料作成の基本を学べる
・働く地域について詳しくなる
・それなりに高い給与をもらえる

以上の点があげられる。これら以外としては

・多くの人と触れ合うことでコミュニケーション力が磨かれる
・特定地域で議員を中心とする幅広い人脈を築ける

などもある。

これらは総じて就職活動、将来のキャリアにおいて大きな武器になる。議員インターンシップを行っている人はまだまだ少数派なので、他の学生との差別化もできるだろう。貴重なことを経験し、就職活動にも活かせる。また、議員のインターンシップを行うと、その地域の有力者とも繋がれることもある。好きな地域だったり、その場所で就職先を探してるなら、こうした人脈も役に立つだろう。

政治に興味がなくとも、将来に向けた経験として活かせる部分が多いため、議員インターンシップは参加経験者からの評判も良い。

 

逆に、デメリットとしては

・営業がメインとなるため、人によっては合わない
・移動が多く、体力的にも大変

また、そもそも

・人気政党や議員の下で働くのは難しい

といった点もある。人によっては採用されるまで、いつくかの事務所で面接を受けなければならない。

議員を売り込む営業では意見の合わない人や営業を不快に思う人からきつく当たられることもあるだろう。そもそも政治的な考えの異なる議員の下で働くと、精神的な疲労を感じることも多くなる。

また、地域によってはかなりの距離を自転車や徒歩、車で移動する。議員も選挙期間中はかなりの距離を歩くため、体力的に大変と感じる人もいるかもしれない。

ただ、これらデメリットについては、民間企業で働いたり、社会に出る前、就職活動前の経験と考えれば悪くないだろう。

 

議員インターンシップといっても、様々な仕事があるので、興味のある人は説明会への参加から始めれば良いだろう。

>>> ドットジェイピー

 

大学生におすすめのバイトについて詳しく知りたい人は下記記事も参考に。

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