漫画喫茶バイトは楽なのか?バイト経験者の評判を中心に紹介します

漫画喫茶バイトは楽なのか?バイト経験者の評判を中心に紹介しますバイト

 

漫画喫茶(もしくはネットカフェ)は全国の主要駅周辺で必ず何店舗か営業している。

漫画喫茶のバイトは接客業でも居酒屋やファミレスに比べて客とのコミュニケーションは多くない。集団で騒ぐような客もまず来ない。終電後の時間は酔っ払いの対応に煩わしさを感じることもあるだろう。しかし、こうした対応はバーや居酒屋などの方が圧倒的に多い。漫画喫茶に来る酔っ払いは基本的に静かで寝るためだけの目的で訪れているからだ。

 

全体的に個人で来てる穏やかな客が多いからか、店員に求めてくる「要求」も少ない。したがって、接客業としての難易度は低く、コミュニケーションが苦手な人にもおすすめできる評判の良いバイトである。

 

そんな漫画喫茶におけるバイトについて、この記事では

▶ 漫画喫茶バイトの仕事内容
▶ 漫画喫茶バイトの給料目安と勤務時間、勤務日数、バイト仲間

から

▶ 漫画喫茶におけるバイトをおすすめできる人

まで、漫画喫茶でのバイトを検討している人が知りたいであろうことを中心に詳しく述べていきたいと思う。

 

「漫画喫茶バイト」案件が多いのは下記求人サイトである。

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漫画喫茶バイトの仕事内容

漫画喫茶バイトの仕事内容

 

漫画喫茶の仕事内容は大きく分けると

1.受付
2.食事の調理、ドリンク関連の補充
3.ブースの清掃(駐車場のある郊外の漫画喫茶は駐車場の清掃も)
4.コミックの在庫確認、入荷コミックの棚入れ

以上のような作業が主になる。

 

受付

強いて大変な作業をあげるとすれば、漫画喫茶バイトの場合は「受付」になる。受付はきちんとしたマニュアルがあり、伝えなければならないことをきちんと伝える必要がある。新規のお客様か、会員であるかによって受付の対応は違ってくる。また、「平日と休日」「デイタイムとナイトタイム」によって値段やサービスは変わる。

仕事に入ればその辺もなんとなく覚えていくので、大体を理解した時期に受付をやらせてもらえるようになる。

 

都内になると、最近は宿泊目的の外国人を含めた旅行者も多くなる。外国人でも身分証明書(パスポート)と会員登録が必要になる。身分証明書の件が伝わりづらく、きちんと強調しないと理解してもらえない。マニュアルを作る前は混乱することが多かった。基本的にインターネットは身分証明書が無ければ利用できない。このあたりを理解してくれない人もいる。しかし、最近は英語、中国語、韓国語などに対応したものを用意している店が多いのと、この件を理解している人が増えたためもめることも少なくなっている。

面倒なのはこういったイレギュラーなケースぐらいで、通常対応だけならそこまで大変ではない。

 

食事の調理、ドリンク関連の補充

漫画喫茶での調理作業は基本的に「レンジでチン」するだけである。調理と呼ばれるようなものはないので作業自体は楽である。しかし、忙しい時間に、他の仕事と並行で行うと面倒に感じることもある。

 

ドリンクの補充も、紙コップが無くなれば客から補充を求められる。しかし、「飲みたいドリンクがなくなっている」といったクレームを言う客はほとんどいないので時間のある時に行える。

これら作業は覚えることも少なく簡単なので、そこまで難しくはない。

 

清掃作業

清掃作業

 

最初に覚えるのがブースの清掃である。この作業が一番必要とされ、かつ多いからだ。駐車場のある郊外の漫画喫茶は駐車場の清掃もある。覚えてしまえば簡単で、漫画喫茶では照明の関係で汚れが見えにくいこともあり、多少の汚れなら許容してくれる。この点でのクレームは殆どない。

 

ブースの清掃は漫画喫茶利用者なら見たこともあるだろう。ゴミは回収し、食器や漫画があるなら片付ける。次にアルコールスプレーで利用者が使っていた場所を拭いていく。ブースの匂いを気にする人も多いため、消臭スプレーもしっかりかける。

時間がある時はメニュー表など汚れの目立つ所もキレイにしていく。混んでいて空きブースが少なく、バイトの人数が少ない場合は決まったゴミや汚れなど目立つ所だけを処理している。

 

コミックの在庫確認、入荷コミックの棚入れ

コミックの在庫確認は定期的に行う。新刊が出れば追加するし、現在の在庫数も定期的にチェックしなければならない。なぜなら数が減ることもあるからだ。漫画喫茶では読みたい巻が無い時などに店員に聞いてくる。追加で注文しなければ、漫画の巻を探すといった対応が増えてしまう。

 

数が減る、要は在庫が無くなるとは盗難を意味する。最近はこれを防ぐために、カバーの一部を切り取ったりしている店も多い。しかし、転売して儲ける目的ではなく、個人で楽しむのを目的としている人の場合、防ぐのは難しいだろう。定期的に訪れて、毎月数冊持って行くお客さんもいる(もちろん、盗難は警察への通報対象にもなる)。

 

漫画喫茶バイトの給料目安と勤務時間、勤務日数、バイト仲間など

漫画喫茶バイトの給料目安と勤務時間、勤務日数、バイト仲間など

 

時給は地域差もある。都内であれば時給1000円以上、日本の主要都市なら900円以上になるところが多い。また、漫画喫茶は24時間営業が普通なので深夜も営業している。深夜の時給は25%アップになるため、時給が1000円なら深夜は1250円、900円なら1125円になる。

 

勤務日数や勤務時間はその店舗でどのような役割を期待されているかにもよる。これは漫画喫茶のバイトに限らないはずだ。

フリーターで主要のメンバーとしての働きを期待されれば週4日から5日で1日8時間以上。副業や学生バイトが多い店では深夜入ってくれる人が不足するので深夜のシフトを求められる。1日8時間働けば時給1000円で8000円、深夜給なら1万円になる。週4.5日入るとすれば、月18日程度になるので、8000×18=14.4万円、1万円×18=18万円になる。フリーターで漫画喫茶バイトをメインにすれば大体15万円程度は稼げるだろう。

学生や副業で働く場合は週2日から3日、1日に働く時間もピークの夕方が頃が多くなり、5時間から6時間。月収は8万円程度が目安となる。夕方以降がメインだと忙しい時間帯も多くなるため楽とは言えなくなる。

主要なメンバーが学生バイトの店では、盆休みや年末年始といった大型連休において、学生が帰省してしまう。この時期は学生以外のバイトが多く入れるため給与も増える。ただし、シフトも土地柄も多く影響する。学生がほとんどいない場所ではシフトに影響もない。

 

仕事は受付以外、働く側がある程度マイペースに決めれる。客から急かされることもほとんどない。したがって、休憩も2時間に10分といった形で細く取れる(もちろん、場所にもよる)。急かされることは無く、適度な仕事量があれば、8時間働いても時間的な長さはそこまで感じないはずだ。

 

漫画喫茶バイトで効率良く稼ぐには?

漫画喫茶のバイトで効率良く稼ぐにはやはり「深夜に働けるかどうか」がポイントになるかと思う。深夜は時給が25%アップするだけでなく、客が少なくなるため大変な仕事も減り、効率良く稼げる。働く時間に柔軟性のあるフリーターなら面接時に深夜メインで行いたいと要望を伝えるべきだ。もちろん、こうした要望通りに働けるかどうかはシフトを決める店長の意向や現在のメンバーにも大きく影響するだろう。

店舗によっては、すでに夜勤専属で働いているベテランがおり、その人が休む時だけしかシフトに入れない。シフトを組むバイトが深夜を希望しているベテランなら、こういったケースも多くなるだろう。

店としても働いている人の少ない深夜はトラブルの対処が出来るベテランに任せたいと思うだろうし、長く働いている人の融通をきかせてやりたいといった考えもある。したがって、仕事をある程度覚え、シフトの希望が通るまでは4、5時間といった短い時間もこなしていく必要がある。

 

また、漫画喫茶バイトに限らず、1日4、5時間以内しか働く予定がないなら、家から通いやすい場所を選ぶべきだ。バイトの移動時間で30分以上かけるのは効率が良いとは言えない。フリーターはもちろん学生の場合も、バイトが重要なウエイトを占めるようであれば引っ越しも検討すべきかと思う。

 

漫画喫茶のバイト仲間

バイトのメンバーは土地柄にも大きく影響する。働いている人達は20代から40代、明るくて接客の得意な人達というよりは真面目で暗い人達が多い。男性と女性の比率はほぼ半々で、個人経営の不人気店でない限り、一方に偏ることも少ない。

 

学生や副業のバイトは短期間で辞めてしまう。特に、明らかに異性と会うため出会い目的で働き始める人は気になる子がいなかったり、気になる子が辞めるとすぐに来なくなってしまう。

店長以外にも、フリーターなどのベテランが漫画喫茶では長く働いている。フリーターのベテランはバイトの雰囲気形成にも大きな影響を与える。バイトを始める前に、どんな人達がいるかは実際に訪れてチェックするのも良い。店員の雰囲気が良い漫画喫茶は働く環境としても大体で悪くない。

 

漫画喫茶のバイトをおすすめできる人

漫画喫茶のバイトをおすすめ出来る人
漫画喫茶の個室ブース(www.flickr.comより)

 

基本的に、どこの漫画喫茶も24時間営業なので働く時間の選択肢も多い。副業として働きたい会社員でも、土日祝日や平日の仕事終わりに働ける。主婦なら昼間の余った時間に働ける。夕方は客が増えて忙しくなるため、夕方から働きたい学生も積極的に募集している。フリーターだけでなく、幅広い層へおすすめできるバイトだろう。

 

多くの漫画喫茶では置いてある漫画や雑誌を休憩中、帰る前の休憩室で読むことも許可している。漫画や雑誌が好きで、定期的に読んでいるものが多い人は出費もばかにならないので、こうした出費を節約したいと考えている人にもおすすめのバイトだ。最新の漫画や雑誌も揃っているため、これらにお金をかける必要もなくなるだろう。

 

長期間働いても大したスキルが付かないといったデメリットは確かにある。それでも、副業、学生はもちろん、フリーターでも生活費を稼ぐ場所としては悪くない。

 

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