お金があれば、ほぼ全ての人が「楽に」生活できる。ただ、多くの人は長期間生活するのに十分なお金を持っていない。十分なお金を持たない人が楽に生きることを長期で実現するのに、まず必要な行動は「コストを抑える」ことである。
今より楽に生きたいなら、人間関係もある程度整理しなければならない。これはコストの点だけでなく、楽に生きるという点でも極めて大事である。人間関係が余計な悩みを生み、楽に生きれない複雑な環境を作り出していることも多い。
これらコスト削減と人間関係の整理を同時に出来る手段として物理的な移動がある。国内での引越や海外移住である。離れるという意味では海外移住の方がより確実だろう。もちろん、すべての人が海外移住によって楽な生活を実現できるわけではない。しかし、リスクのない人はどんどん海外へ移住し、実現に向けて実験してみるべきだ。
この記事では楽に生きたい人に必要な
▶ 楽に生きるために必須な「コスト削減」
▶ 人間関係の整理
から、これらを一度に実行できる
▶ 海外移住
まで詳しく述べていきたいと思う。
楽に生きるために必須な「コスト削減」
ここでいう「コスト」とは金銭的なコストはもちろん労力的なコストも含む。お金の無い人が楽に生きることを目指す場合、まずはコストを抑えなければならない。生活の低コスト化は長期間楽な生活を維持するために必須だからだ。
もちろん、コストを抑える生活はある程度の我慢も伴う。特に、欲求の抑えられない人はこうした生活を送るのが難しい。生活の基本である食事を豪勢にしたい人、性的な欲求、ギャンブル欲求を抑えられない人など、多くの人は日常的にかかるこうした余分な費用を排除できない。お金をかけなければかけないほど、生活を維持するのに資質は必要になる。したがって、楽に生きることを目標にする場合も、「欲を抑えられるかどうか」で難易度は変わってくる。もちろん、欲を抑えられる人ほど、楽に生きれるだろう。
欲を抑えられるにしても、抑えられないにしても、コストを抑える生活をまずは進めなければならない。
コストを抑える生き方
コストを抑える生き方を進める際、ポイントになるのは「時間」である。まず、時間に余裕がないと、ちょっとしたコストを抑える手続きも面倒になるからだ。給料の低いバイトやブラック企業で休みのない生活をしている人などはまず仕事を辞めよう。辞めることを会社や上司に言いづらい場合も、退職代行サービスを利用すれば良い。

退職代行サービスの料金は5万円程度。この退職代行会社なら弁護士が税込5.5万円で受け持ってくれる。ブラック企業に限らず、退職の意志を伝えずらい人はこうした代行業者を利用すべきだ。
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空いた時間でなすべきことはコストの把握である。把握すべきコストは金銭的なコスト、労力的なコスト、時間的なコストである。家賃だったり、食費、通信費などを見直し、毎日使う労力、時間の中でムダがあるなら無くすようにしよう。
すぐになくせるムダな労力、時間としては移動やスーパーなど買い物から家への運搬作業がある。労力や時間を節約するため、日用品などネットで購入できるものはネットで購入するようにしよう。
コストの把握を徹底すれば、ほぼ同じサービスでもより低価格で労力や時間をかけずに行えることに気づくはずだ。そして、新たに生まれた金銭的、労力的、時間的リソースは効率良く使うようにする。たとえば、余ったお金を運用や節税に使ったり、毎日の移動時間を2時間減らせるなら、この時間を使って新たにお金を生み出すこともできるだろう。
欲を抑えらない人が楽に生きる方法
欲を抑えられない人は普通の人よりもコストがかかる。したがって、コストを抑えると同時に、効果的に稼ぐことを考えなければならない。つまり、時給の高い仕事に就く必要がある。
時給の高い仕事で精神的、肉体的に辛い仕事を避けるなら、他の人が持たないようなスキルを身につける必要がある。こうしたスキルを身につけるのが難しいなら、効率良く稼げる事業を自分で起こすのが良いだろう。事業を起こすことで収入だけでなく、資産も作れる。決して楽ではないが、スキルを身に着けられない、身に付けるのが面倒ならリスクを取ってこうした道に進むしか無い。
コストの把握からリソースを効率良く使う方法については下記記事も参考に。

ワーキングプアから抜け出すことも、楽に生きるためになすべきことも、基本的には一緒である。リソースの使い方を変えることである程度の楽な生活は実現できるはずだ。
人間関係の整理
楽に生きていくことを目指す場合、コストだけでなく人間関係についても見直さなければならない。人間関係が余計な悩みを生み、楽に生きれない複雑な世界を作り出していることも多いからだ。
人間関係をリセットする最も簡単な方法は物理的に離れることである。要は、引っ越せば良い。面倒な人と距離的に離れれば、実際に会うことも少なくなり、連絡を取る回数も減る。フリーターや場所に関係なく稼げる人なら適当な理由を付けて、すぐにでも引っ越せるだろう。引っ越す場所は国内はもちろん海外でも良い。
引っ越しは人間関係のリセットだけでなく、家賃を含む生活費を抑える上でも考えるべきだ。楽に生きるためのステップを次へ進める上で、必須になる人も多いはずだ。

楽に生きる手段としての海外移住
考え方を変えられるなら、収入を増やさなくとも豊かになれる。宗教に入ったり、出家・修行などはもちろん、これらをしなくとも、人生に対する考え方が変わることは良くある。ただ、表面上ではなく、芯から考えを変えるのは容易でない。周りと比べて、つまり、相対的に豊かになる方が楽である。
これらコスト削減と人間関係の整理を同時に挑戦でき、相対的に豊かになる手段としては海外移住がある。
月20万円稼ぎ、日本で生活している人の中で豊かさを感じている人は少ない。ただ、物価の安い国で月20万円の収入があるなら、相対的に豊かであることを実感できるはずだ。東南アジアなら日本人の10分の1のコストで生活している人も珍しくはない。日本では不満のあった同じ仕事で同じ給料でも、現地で生活するなら労働に対する満足度も高くなるだろう。
もちろん、相対的に豊かになったとしても、すべての人が楽な生活を実現できるわけではない。海外では人によっては日本以上にコストがかかった生活をしてしまい、金銭的な余裕が無くなる人もいる。しかし、海外移住をする上でリスクのない人はどんどん試してみるべきだろう。フリーターなら海外移住に失敗し帰国しても同じポジションへ戻るのは簡単である。一部の会社員や自営業者もそうだ。
楽に生きたいと思っているならなおさらである。選択肢は増えれば増えるほど良い方向へ向かうはずだ。
海外に慣れていない人ほど海外移住の障壁は高くなってしまう。楽な生活を実現したいなら選択肢として考えられる程度に、海外旅行へ行くなどして慣らしておくべきだ。また、タイや台湾、韓国など、日本人にとって生活難易度の低い国から挑戦してみるのが良いだろう。
会社員などが会社を辞めてこういった生活を始めるのはリスクも伴う。しかし、フリーターなど、ポジションの回復が容易な人であれば楽に生活できないと感じたら戻ってくれば良い。こうしたリスクの無い人ほど、その環境を生かして理想的な生活に向けての挑戦を行い続けるべきなのだ。
楽に生きることを突き詰めて、「働かない生活」を現実的に実現させたい人は下記記事も参考に。
