日本ではネットで商品を購入した方が安くなる。洗剤やティッシュ、トイレットペーパーなどの日用品、美容商品、サプリメントはもちろん、生鮮食品もネットスーパーの登場でかなり安く買えるようになった。ネットスーパーの利用地域は限定されるものの、新型コロナウイルスによって引きこもりをするにあたって、不便な点は少なくなっているだろう。
この記事では家を出ずに食事をしたい、なるべく節約したい引きこもりに向け、
▶ 安い食材で食事を済ます方法(食費月1万円生活)
から
▶ 食事にある程度のバリエーションがほしい人へのおすすめ
まで詳しく紹介していきたいと思う。
安い食材で食事を済ます(食費月1万円生活)
価格の安い食材としては
1.米
2.カップラーメン、袋麺、乾燥パスタなどの麺類
といった炭水化物が多い。
これらはネットで注文できる上に、保存が効くという点でも優れている。食事をこういった米や粉物だけで済ませれば食費もかなり抑えられるだろう。
米10kgがネットでは3000円程度で購入できる。家を出ずにネットで購入した方がむしろ安い。
10kgのお米は1食1合(約150g)で済ますとすれば約67食分である。もちろん、調味料などを入れたりして、味の工夫はした方が良いだろう。味噌汁や納豆など、ご飯にプラスすることで食事と呼べるようなものへ、より近づけられる。
炊飯器がなくお米を炊けない、お米を炊くのが面倒という人にもレンジで調理できるお米がある。
カップラーメンも安くネットで買える。
一平ちゃん/マルちゃん/サッポロ一番の人気カップ麺12種類×各2個 合計24個
こちらはご飯よりも味にバリエーションをもたせることが出来るため飽きない。
食費を月1万円以内に抑えている人もこれら炭水化物が主の食事をしている。
懸念としては、栄養がかなり偏ってしまう点があげられる。ビタミンなどはサプリメント等で補う必要があるだろう。また、炭水化物中心の食事だと、脂肪が付きやすくなるため、体型を維持したい人は摂取量を抑えた方が良い。
食事にある程度のバリエーションがほしい人へのおすすめ
こうした炭水化物中心の食事なら食費も月1万円以内に抑えられる。しかし、一般的には、ほぼ炭水化物のみの食生活を続けるのは難しい。肉やちゃんと作られたおかずなども食べたくなるだろう。
基本的に、自炊して2、3食分を作り、冷蔵庫へ保存しておくようにすれば金銭的なコストだけでなく、時間的なコストの節約もできる。自炊を習慣化することで限られた安い食材だけでもバリエーションを増やせるようになる。
引きこもりを維持したいなら、バリエーションを増やすための食材は「ネットスーパー」を通して購入すれば良い。ネットスーパーでは今まで無かった生鮮食品の扱いも始まっている。
自宅を出ずとも生鮮食品が買えるネットスーパー
楽天西友ネットスーパーで売られている食材
ネットスーパーなら、自宅まで食材を届けてくれるため、家に引きこもったまま食材の調達が可能だ。
以前まではこうしたネットスーパーも、店舗へ訪れるよりコストが増加していた。商品自体が高かったり、配送料がかかるからだ。しかし、最近のネットスーパーは金銭的にもかなりオトクである。実際にサイトを訪れ、値段のチェックをしてみると良いだろう。
食材の配送も早ければ当日に行ってくれる。
ネットスーパーの使い方から更にオトクに使う方法まで詳しくは下記記事を参考に。

ネットスーパーとして有名なのは楽天西友ネットスーパー、イトーヨーカドーネットスーパー、イオンネットスーパーである。また、地域特有のネットスーパーも存在している。大手のネットスーパーが利用不可なら、他にも地域のネットスーパーがないか、探す必要がある。
ネットスーパーが利用不可の地域および自炊したくない人向けの食材
ネットスーパー利用不可の地域では、生鮮食品を買い揃えるために家を出なければならない。ただ、調子済みで保存が効く加工食品はネットスーパーでなくとも購入できる。楽天やAmazonでは下記のような加工食品もある。
70種類もあるおかずを簡単に注文できるのは魅力的だ。1食あたり350円になる。
また、セブンイレブンから発送される「セブンミール」ではよりバランスが良く、健康に気を使ったお弁当を届けてもらえる。ただし、送料として一律300円がかかる。1食500円として、3食を1日1回注文、すべての食事をセブンミールにすると1ヶ月あたり5.4万円程度かかる。予算オーバーであれば米や粉物の炭水化物のみの日を作り、節約する必要が出てくるだろう。また、ネットスーパーと同様に、近くにセブンイレブンがあるエリアに住んでいる人しか使えない。
引きこもりたいという感情とお金どちらを優先するか?
炭水化物のみで生活できるなら月1万円以内でも十分生活できる。しかし、食事にバリエーションを持たせたい場合、どうしてもこれ以上のコストがかかってくる。食費を抑えるには、自炊も考える必要がある。
引きこもりでお金に余裕があるという人は少ないだろう。食事以外の部分でコストが抑えられないかどうかの検討もすべきだ。下記記事では食費以外の部分も抑えてる方法を紹介している。

無理のない支出で十分継続可能なので、取り入れられる部分から取り入れていってほしいと思う。